よくあるご質問についてまとめました。
その他、分からないことやお問合せは、お電話やメールにてお気軽にご相談ください。

鍼灸について

鍼灸について

鍼で皮膚、筋肉、神経を刺激していきます。この刺激は、体にとっては侵害の刺激になるので、治そうという抵抗力が高まります。鍼は髪の毛ほどの太さで注射針の4分の1程度の細さです。先端は刺しても痛みがでない角度に特殊加工されています。鍼を管の中に入れて皮膚を圧迫し痛みを感じにくくさせた状態で鍼を刺します。施術ごとに完全滅菌済みの使い捨て鍼です。鍼の響きは心地よく体も心も緩ませます。

お灸ってなに?

お灸の原料ヨモギには、出血防止、鎮痛、温める作用があるとされています。当院では、皮膚に直接もぐさ(ヨモギ)を置かない台座灸を使用しています。もぐさと皮膚の間にクッションがあるので、やけどの心配はありません。お灸は急には熱くなりません。じんわりと温かくなり気持ちよく体も心もリラックスします。

なぜ鍼を打つと痛みが軽くなるの?

腰や肩の痛みの原因の一つに筋肉のこり(筋膜の縮み)があります。鍼の刺激で縮んだ筋膜が伸び筋肉を緩ませ痛みを減らすことが超音波エコーにより判明されました。また鍼を打つと体内に「響き」が起こります。この響きがブロックとなり、ほかの痛み感覚は脳に達する前に遮断されます。そのうえ『エンドルフィン』という自家製麻薬のような物質が脳内で分泌され痛みを抑えます。鍼灸の効果は医学的に解明されつつあり期待されています。

鍼とお灸どっちをするの?

お体の状態に合わせて鍼とお灸を使い分けています。例えば、手足が冷たく感じたり、むくみがあってだるい時は、お灸で温めて循環を良くします。同じ姿勢で腰や背中に痛みがあり眠れない時は、鍼で筋肉の張りを緩ませます。その時の症状や体調に適している方を選択します。もちろん、ご本人のご希望も伺いより最適な施術を行っています。

鍼灸はなぜ効くの?

鍼灸刺激が自律神経系、内分泌系、免疫系等に作用し、その結果、中枢性及び反射性の筋緊張の緩和、血液及びリンパ液循環の改善、生体の恒常性(病気を自然に回復させる作用)に働きかけると考えられています。
また、鎮痛効果は次のように解明されています。
1ゲートコントロール…鍼刺激が脊髄において痛みを抑制する。
2エンドルフィン…鍼刺激がモルヒネ様鎮痛物質の遊離を促し、痛みを抑制する。
3末梢神経の遮断効果…鍼刺激が末梢神経の痛みのインパルスを遮断する。
4経穴(ツボ)の鍼刺激による痛覚閾値の上昇による鎮痛効果。
5血液循環の改善…筋肉の緊張をゆるめ血行状態を良くする。
鍼灸の効果は、各地の研究所、医療機関、鍼灸大学、短期大学などで意欲的に研究が進められ進歩しています。

鍼は痛くないの?痛いのが怖いです…。

鍼には痛いイメージがあると思います。実際は、ほとんど痛みを感じません。利用する鍼は注射のような太い針ではありません。髪の毛より細く、しなやかな鍼です。もちろん皮膚に直接刺しますのでチクッとした痛みを感じることもあります。しかし注射のような激しい痛みはありません。無料体験をご用意しております。ぜひ一度体験して判断してください。

お灸は熱くないの?やけどしないの?

お灸は台座灸を利用しています。皮膚に直接もぐさは置きません。もぐさと皮膚の間にクッション(台座)があるため、やけどになりません。
もぐさのにおい煙が少ないものを利用しています。煙や匂いが苦手な方もいらっしゃいます。ご相談ください。

訪問鍼灸の保険ご利用について

自費の鍼灸治療は高くて長く続けられません。痛みが激しく定期的に鍼灸治療を受けたいです。治療費を抑えられる方法はありませんか?

お医者様の同意書があれば、医療保険で鍼灸治療が受けられます。
ただし、医療保険が適用になる疾患は、腰椎症・頸肩腕症候群・神経痛・リウマチ・五十肩(肩関節周囲炎)・頸椎捻挫後遺症(むちうち症)その他のみです。

どんな人でも自宅へ訪問してもらえますか?

訪問の対象者は、一人での歩行が困難な方、自力での病院や治療院への通院が困難な方、公共交通機関を利用する時に介助が必要な方です。
ご自分で病院に通院されている方でも、ご家族の送迎や付き添いが必要な方は訪問の対象となります。

お医者様の同意書ってなんですか?

お医者様に鍼灸治療が必要であることを証明していただく用紙です。 同意書がないと鍼灸治療を医療保険で受けることができません。また、鍼灸治療を継続する場合6ヶ月ごとにお医者様から再同意確認が必要です。
同意書には専用の用紙がございます。無料体験の時に詳しくご説明いたします。

同意書はどんなお医師様に記入してもらえばいいですか?

基本的には、かかりつけの担当医です。内科・外科どちらでも大丈夫です。

訪問鍼灸は介護保険に影響はありますか?

医療保険での訪問鍼灸です。介護保険には影響ございません。介護保険の限度額がいっぱいな方でも医療保険を問題なくご利用いただけます。

訪問について

訪問はどこでも来てもらえますか?

ご自宅、介護施設(老人ホーム、グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅)などが認められていますが、病院、老健施設、デイサービスなどは訪問できません。

訪問していただける時間はいつですか?

営業時間は8:30~17:30 月曜日~土曜日です。
予約制となります。

鍼灸リハビリ時間どれくらいですか?

症状によって時間が変わります。問診も含めて約20~25分です。

鍼灸リハビリの時の服装は?

肌に直接鍼や灸をいたします。なるべく伸び縮みしやすい素材のもの、締め付けない、脱ぎ着がしやすい服装でお願いします。難しい場合はいつもどおりの服装で大丈夫です。

鍼灸治療を受ける際に用意するものがありますか?

特にございません。常時車いすで生活されている方はベッドなどへの移動を済ませておいていただければ、助かります。鍼灸治療前にトイレを済ませておいてください。

鍼灸治療の時、家族はどうすればいいですか?

ご家族の方に治療の様子をご覧いただいても大丈夫です。家事など他の事をしていただいても大丈夫です。鍼灸治療が終わった際にお声がけいたします。

治療する場所はどこでもいいですか?

寝室のベッドでも居間の床に布団をひいていただいても問題はありません。
私たちスタッフが入って大丈夫な場所、ご利用者様のお体の負担にならない姿勢がとれる場所であれば大丈夫です。

お支払はどうすればよいでしょうか?

ひと月ごとにまとめてお支払いとなります。詳しくは無料体験の時にご説明いたします。

急に体調が悪くなり休みたい場合、キャンセル料はかかりますか?

まずは、ご連絡をください。振替のご相談も承ります。